きょうの動意株

三井ハイテクは高値窺う、業績増額・赤字縮小で買い戻し先行

6966 三井ハイテック 株価チャート

 三井ハイテック(6966)は、5円高の1235円と3営業日ぶりに反発し、9月11日につけた年初来高値1319円を窺っている。前日14日に今1月期第2四半期(2Q)累計決算の開示に合せて、同2Q業績と1月通期業績の上方修正を発表、赤字幅が期初予想より縮小したこから売り方の買い戻しが先行している。業績修正のうち1月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を8億円、純利益を6億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は42億5000万円の赤字(前期は41億9500万円の赤字)と赤字幅を縮める。製造原価、販管費の低減や為替相場が想定より円安で推移し、為替変動による差益や一時帰休実施に伴う雇用調整助成金支給などで営業外収入も増加したことが要因で、通期増額幅は、需要に持ち直しの動きがみられるが、先行き不透明な状況が続き価格競争激化により販売価格のさらなる下落や原材料価格の上昇などを見込み2Q増額幅より縮小させている。株価は、前期業績の2回の下方修正、赤字・無配転落が響いて上場来安値411円でダブルボトムを形成、売り方の買い戻しとトヨタ自動車のハイブリッドカー「プリウス」向けのモーターコアの増産対応などを手掛かりに大きく引き戻した。利益確定売りが交錯するなか、引き続き需給優先で戻りを試そう。

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