きょうの動意株

ケムキャットは住友金鉱のTOB価格にサヤ寄せし買い気配

 エヌ・イー ケムキャット(4106・JQ監理)は、寄り付きから買い物を集めて買い気配値を切り上げ160円高の1330円買い気配と変わらずを含めて4営業日続伸、8月19円につけた年初来高値1200円を上抜いている。前日14日に同社株式を合計で84.44%保有する住友金属鉱山(5713)とBASF BVが、同社株を非公開化するために株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表、同社も賛同意見の表明を取締役会決議しており、TOB価格1830円にサヤ寄せする思惑を高め買い先行となっている。TOBは、同社が展開している自動車触媒分野で、省貴金属化、高性能化が求められ、ファインケミカル分野の化学触媒でも、従来の石油化学とは異なるアプローチが必要となっており、この実現に向け高度な基礎研究開発能力を有するBASFグループと密接に連携、海外拡販を含めて効率的・機能的な事業運営を進めるためには、上場維持コスト、情報開示負担が軽減される株式の非公開化によりメリットが大ききとして実施される。買い付け期間は9月15日から10月30日までの30営業日、買い付け株式数449万6100株、買い付け代金は82億2800万円を予定している。同社株は、TOB後に所定の手続きを経て上場廃止となる。

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