きょうの動意株

JALは続落で上場来安値を大きく更新、市場は諦めの動き

 前日、急落の日本航空(9205)は、この日も寄り付きから大きく下げた。10円安の134円で寄り付き、この時点で上場来安値を更新し寄り後は14円安の130円まで下げた。東証1部の値下がり率で第3位。「株価から見る限り、マーケットから諦められた動き」(中堅証券)というように、これまで、新政権のもとで期待を託していた投資家が見切売りに出ているようだ。前日、同社社長と前原国土交通大臣の話し合いがあり、大臣側から「再建計画は不十分」と、指摘がなされたことで、公的資金の注入は厳しくなったとの見方になっている。「2003年以降、09年3月期までの7年間で最終黒字は3回、赤字が4回で、この間の赤字合計額が黒字額を大きく上回っている。さらに、今期4~6月期の最終赤字が990億円と膨れている状況では厳しい見方が出るのは当然だろう」(同)。第1四半期末での1株当り純資産は僅か1.6円、PBRは実に81倍にも達する。このまま行けば中間期末にも1株当り純資産の赤字転落が予想される。厳しい局面を迎えている。

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