きょうの動意株

古野電は2Q業績増額で下げ過ぎ訂正買い膨らみ続伸

6814 古野電気 株価チャート

 古野電気(6814・大1)は、17円高の500円と続伸している。前日6日に今2月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、純利益は下方修正されたものの、売り上げ、経常利益を上方修正、減収減益率を縮小することを手掛かりに下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。同社の2Q業績は、期初予想より売り上げを50億円、経常利益を4億円各引き上げ、一方、純利益は4億5000万円引き下げた。この結果、経常利益は、前年同期比67%減と減益率を縮め、純利益は同82%減と減益率を悪化させる。売り上げ、経常利益は、高速道路の料金割引制度によりETC車載器の需要が増加して上方修正となったが、純利益は子会社在庫の未実現利益の税効果を見直し、繰延税金資産の一部を取り崩すことにより下方修正となった。なお単独業績は、純利益も上方修正した。2月通期業績は、事業環境の先行きが不透明として期初予想に変更がなく、純利益は6億円(前期比51%減)と続落を見込んでいる。民主党への政権交代で高速道路料金が原則無料化されることから、ETC車載器の需要動向なども業績変動要因となってくる。株価は、前期業績の下方修正、今期の続落・減配予想で456円安値まで150円安し、ETC関連人気で648円までリバウンドしたが、第1四半期の大幅減益業績が響きほぼ往って来いとなった。PER的には割安感は乏しいが、PBRでは0.4倍と下げ過ぎを示唆しており、大証1部単独上場株特有の逆行高習性の発揮も想定される。

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古野電 (6814)

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