きょうの動意株

パソナGは1Qの赤字転落業績を嫌気売りし反落

2168 パソナグループ 株価チャート

 パソナグループ(2168)は、2500円安の6万4000円と反落している。前日8日に発表した今5月期第1四半期(1Q)決算が、減収・赤字転落して着地したことで、現在、鳩山連立政権が検討している労働者派遣法改正などによる先行きの事業環境悪化も連想し売り先行となっている。同社の1Q業績は、売り上げが前年同期より20%減少し、経常利益は1億1900万円の赤字(前年同期は9億900万円の黒字)、純利益は11億200万円の赤字(同3億1300万円の黒字)と水面下に落ち込んだ。人材派遣事業で新規受注が下げ止まるつつあるものの、増加基調には転じず、人材紹介事業も需要が低迷する厳しい環境が続いており、派遣スタッフの有給休暇取得増加で売上総利益率が低下、オフィス集約化に伴う固定資産除売却損、繰延税金資産見直しによる法人税等調整額増なども重なったことが要因となった。第2四半期累計・5月通期業績は現在、精査中としたが、いまのところ期初予想に変更はなく、通期純利益は、事業再編の一環として実施した子会社株式売却に伴う投資損失引当金繰り入れなどが一巡し10億1000万円(前期比3.2倍)とV字回復を見込んでいる。株価は、前期業績の相次ぐ下方修正、減配で調整が続き、子会社パソナテックの株式公開買い付け・完全子会社化をキッカケに7万9000円まで5割高し、半値押し水準にいる。開会が迫っっている臨時国会での労働者派遣法改正の動向などを窺いつつ下値固めが続こう。

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パソナG (2168)

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