きょうの動意株

東洋電は1Q純益赤字拡大で利益確定売りが先行し続落

6505 東洋電機製造 株価チャート

 東洋電機製造(6505)は、17円安の828円と3日続落している。前日14日に今5月期第1四半期(1Q)決算を発表、経常利益が赤字転落し、純利益が前年同期より赤字幅を悪化させたことを嫌い利益確定売りが増勢となっている。同社の1Q業績は、売り上げが前年同期より2%増となったが、経常利益が2億1500万円の赤字(前年同期は1億1100万円の黒字)と悪化し、純利益も3億6100万円の赤字(同1億8400万円の赤字)と水面下推移が続いた。受注高は、交通事業で北京地下鉄向け車両用電機品の大型受注で前年同期比倍増し、売り上げも31%増となったが、産業事業、IT事業の売り上げが2ケタ減となり、前年同期を下回る業績水準となった。第2四半期累計・5月通期業績は会計特性上、第4四半期に売り上げが集中する季節変動があるとして期初予想に変更はなく、通期純利益は、前期計上の投資有価証券評価損が一巡することから6億円(前期比5.8倍)と低水準ながらV字回復を見込んでいる。株価は、鉄道関連の環境株人気で500円台をキープしたものの、前期業績の相次ぐ下方修正で245円安値まで突っ込み、今期業績の増益転換予想や積極的な中期経営計画を評価して940円高値まで急伸し、720円安値まで反落するなど値動きの荒い展開が続いた。ただここにきて2016年オリンピックがブラジル開催と決定されたことで、同国の交通インフラ整備関連思惑が高まり897円まで反発しており、利益確定売りを吸収しつつ下値固めが続こう。

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東洋電 (6505)

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