きょうの動意株

任天堂は業績大幅減額響き急落、クリスマス商戦不発なら一段安も

7974 任天堂 株価チャート

 業績減額の任天堂(7974)は、主力の大阪市場で、970円安の2万3080円と急続落している。600円安の2万3450円で寄り付いた後、1050円安の2万3000円まで下げた。10日営業日ぶりに30日線も切っている。29日に発表した9月中間期(4~9月)は、営業利益が予想を606億円強下回り1043億6000万円と前年同期比58.6%の減益。10年3月期の営業利益も予想を1200億円下回り3700億円と前期比33.4%の大幅な減益となる。予想1株利益は当初予想の2345円が1798円と2000円を割り込む。08年3月期に1株利益2000円に乗せ、それ以降、2000円以上をキープしていた。今期の配当も年960円(前期1440円)へ減配、08年3月期以来続いた1000円台の配当も途切れることになる。ハードウエア『Wii』の値下げと円高が響いている。それ以上に、「世界景気悪化、特に、失業者の多いことは大きく響いていると思われる。これから、値下げした効果がクリスマス商戦で効果を発揮できるかどうか注目される。仮に、商戦不発なら業績はさらに厳しくなる」(中堅証券)。去る10月6日に2万1630円の年初来安値をつけた後の戻りが鈍く、2万5000円にも届かなかった。このためチャートからは08年10月の安値2万1600円を維持することは難しそうで、2万円攻防となる可能性は強い。

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