きょうの動意株

富士フイルムは2Q営業赤字8割縮小、3日ぶり反落も切り返しに期待

4901 富士フイルムホールディングス 株価チャート

 富士フイルムホールディングス(4901)は、115円安の2515円と3日ぶりの反落。前週末30日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計決算が、10月27日の観測報道通りに前期下半期(6カ月)より営業赤字が8割縮小するなど改善を示したことを手掛かりに下げ過ぎ訂正期待の買い物が増勢となっていた。新型インフルエンザの感染がさらに拡大したことも、10月29日に発表したインフルエンザ薬「T-705」の臨床第?V相試験開始への見直しを強め関連銘柄買いを誘発している。同社の2Q業績は、売り上げが前年同期比22%減と続落し、営業利益が86億100万円の赤字(前期は812億7300万円)、税引前純利益が79億5200万円の赤字(同817億3700万円)、純利益が54億900万円の赤字(同453億8200万円)と水面下に落ち込んだ。ただ前期下半期と比較すると、営業損失は439億8700万円から80%減、純損失も348億5800万円から84%減と改善した。円高が影響するとともに、構造改革費用も前年同期より311億円積みましたが、フラットパネルディスプレイ材料事業の売り上げが急回復し、電子映像事業の損益が改善したことなどが寄与した。3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は600億円の赤字(前期は105億2400万円)と見込んでいる。株価は、前期業績の再々下方修正、今期の赤字転落予想、連続減配とエコポイント導入関連人気が綱引きし3000円を上値限界とする500円幅の下位ボックス展開が続いた。PER評価は問題外となるが、PBRでは0.7倍と割り負けており、新型インフルエンザ関連人気も加わって切り返しが予想される。

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