きょうの動意株

太陽誘は反落、業績再増額・赤字縮小も円高進行を嫌い売り優勢

6976 太陽誘電 株価チャート

 太陽誘電(6976)は、22円安の966円と反落している。前週末6日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、今年8月に続き3月通期業績の再上方修正を発表したが、10月の米雇用統計で失業率が10%台となったことを受け、円相場が89円台後半に上昇したことを嫌い売り優勢となっている。同社の3月期業績は、8月増額値より売り上げを50億円、経常利益を35億円、純利益を45億円それぞれ引き上げ、純利益は15億円の赤字(前期は143億3200万円の赤字)とさらに改善を示した。昨年末から今年年初にかけて携帯電話、パソコン、テレビなどの電子機器の大幅な生産調整が、その反動と各国政府の経済対策効果で回復し、同社電子部品の受注が、前回想定時を上回ったことから再上方修正した。なお、下半期の為替レートは、2Q期中平均の1ドル=96.57円(前年同期は105.14円)から90円と円高を想定しており、為替動向次第では上ぶれ・下ぶれ余地がある。株価は、今期の連続赤字予想も減益率が縮小することで悪材料織り込み済みとして出直り、8月の業績増額で1343円まで上値を伸ばしたが、1000円台出没の調整となった。PER評価では投資採算圏外となっているが、PBRでは0.8倍と割り負けており、950円前後を下値とした小幅モミ合いが続くと想定する。

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