きょうの動意株

ミドリ薬品はTOB価格も株式交換比率も嫌い続落

 ミドリ薬品(2718・JQ監理)は、1万1700円安の9万6800円と続落している。前週末13日にマツモトキヨシホールディングス(3088)が、同社を株式公開買い付け(TOB)し、全株式を取得できなかった場合は株式交換を実施すると発表、TOB価格8万円も株式交換比率で換算した交換値10万2500円とも、同社の13日終値10万8500円を下回ったことを嫌い売り継続となっている。同社も、このためTOBには賛同意見を表明したが、TOBそのものへの応募は株主個々の判断に委ねるとしている。TOBは、ドラッグストア業界でオバーストア化、価格競争の激化、改正薬事法による新規参入企業の増加など厳しい環境が続く中、九州地域で21店舗の限定出店にとどまっているミドリ薬品をグループ化して商品の調達・開発機能を強化し、九州地域での優位な立場を形成、両社の経営ノウハウ・資源を最大限に活用、グループの競争力を向上させることを目的にしている。買い付け期間は11月16日から12月14日までの20日営業日、買い付け株式数は1万9458株、買い付け代金は15億5600万円を予定している。ミドリ薬品の創業家一族は保有株式1万880株をTOBに応募するが、マツキヨHDは買い付け予定の全株式を取得できなかった場合は、ミドリ薬品株式1株に対してミツキヨHD株式50株を割り当て交付する株式交換を実施してミドリ薬品を完全子会社化、最終的に同社は上場廃止となる。なおマツキヨHDは、同時発表の今3月期第2四半期(2Q)決算が、11月4日の上方修正通りに2Qとして過去最高となったほか、TOBにより業界再編で一歩リードするとして30円高の2080円と反発している。

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