きょうの動意株

川崎近海は安値小動きもアジア人気底流し底上げ余地

9179 川崎近海汽船 株価チャート

 川崎近海汽船(9179・東2)は、前日と変わらずの236円。11月17日につけた年初来安値235円から出直りを探っている。外資系証券が、大手海運会社の投資判断を業績下方修正の悪材料織り込み済みとして引き上げたことから、同社にも超割安修正の打診買いが続いているもので、海運業界で異例の2回の業績上方修正にはアジア関連の好材料が内包するとして見直されている。同社の今期業績は、今年9月に第2四半期(2Q)累計決算、10月には3月通期業績と相次いで上方修正した。内航部門やフェリー部門は苦戦が続いているが、近海部門では近海定期船が、タイ向けの自動車鋼板輸送や香港・海峡地域向け往航など市況に一部回復の兆しがみられ、フェリー部門も天候に恵まれ想定を上回る航海数を確保、国内航路再編に伴う売船処分益を計上することなどが、第3四半期以降に想定した円高、燃料油価格上昇などを吸収して上方修正要因となった。3月通期業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を5億円、純利益を5億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は9億5000万円(前期比66%減)と減益率を縮小する。株価は、業績増額のたびに上ぶれたものの、減益は不変として往って来いとなり下値を探った。PERは7倍台、PBRは0.3倍と下げ過ぎを示唆しており、底上げを試そう。

記事中の会社を詳しく見る

川崎近船 (9179)

ページトップ