きょうの動意株

綜合臨床HDはモミ合い、1Q赤字着地も記念増配

 綜合臨床ホールディングス(2399・M)は、400円安の3万4550円と5日ぶりに反落している。前日3日に発表した今7月期第1四半期(1Q)決算が、連続赤字で着地したものの、前年同期より赤字幅を縮め、第2四半期(2Q)記念増配を実施することを評価して、寄付き400円高の3万5350円と買われた後、下げに転じモミ合いとなっている。同社の1Q業績は、売り上げが前年同期より5%減少したが、経常利益が8600万円の赤字(前年同期は9900万円の赤字)、純利益が8200万円の赤字(同1億800万円の赤字)と改善を示した。会計特性的に第3・4四半期に売り上げ計上が偏重し1Qは低水準にとどまるが、CRO(臨床試験受託)事業で、子会社合併などのグループ再編・適正配置を進め、SMO(治験支援)事業でも今年4月に臨床薬理センターを発足させて価格競争に巻き込まれず差別化したことなどが要因となった。第2四半期累計・7月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、2億5000万円(前期比横ばい)と連続の過去最高キープを見込んでいる。配当は、2Q期末に創立20周年の記念配当200円を実施、年間配当を1200円(前期実績1000円)に増配する。株価は、9月18日に実施した自己株式立会外買付取引(買付価格4万250円)でやや上ぶれたものの、上値の伸びが鈍いとして調整、1株純資産水準の3万円台下位での小動きとなっている。PERは14倍台、配当利回り3.4%と割り負けており、目先売り一巡から戻りを試す展開も想定される。

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