きょうの動意株

巴工業は前期業績上ぶれ、今期増益転換で市場予想をクリアし反発

6309 巴工業 株価チャート

 巴工業(6309)は、9円高の1162円と3日ぶりに反発している。前日10日に10月期決算を発表、前期は、今年5月の上方修正値を上ぶれて減益率を縮小させて着地し、今期は、増収増益転換を予想し、市場コンセンサスをクリアしたことを手掛かりに割安株買いが再燃している。同社の前期業績は、前々期比23%減収、35%経常減益、27%純益減益と前々期の過去最高から落ち込んだ。機械製造販売事業では、ポーランドの化学工業向け大型機械や中国の砥粒回収装置向け遠心分離機、国内外の部品・修理売り上げは堅調に推移したが、国内機械販売が官需中心に低迷、化学工業製品販売事業でも電子材料と機能材料販売が、自動車や半導体関連を中心に振るわなったことが、減収減益転換要因となったが、電子・機能材料は期後半には需要底打ちがみられたとしている。今期業績は、中国の砥粒回収装置や塩ビプラント向け機械が増加、電子・機能材料の増収増益を想定して増収増益転換を予想、通期純利益は11億円(前期比10%増)と市場コンセンス並みとなる。株価は、5月の前期業績増額で急伸、中国向け下水汚泥脱水機拡販で1500円高値まで買われる場面もあったが、業績自体が減収減益ペースで推移したことが響いて1200円台出没と往って来いとなった。PER10倍台、PBRは0.6倍の下げ過ぎ修正に再発進しよう。

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