きょうの動意株

高島屋は5連騰、3Q業績の減収益率悪化も通期利益予想据え置く

8233 高島屋 株価チャート

 高島屋(8233)は、8円高の597円と5営業日続伸となっている。前週末25日に発表した今2月期第3四半期(3Q)決算が、連続の2ケタ減収減益と落ち込み第2四半期(2Q)累計業績より悪化、通期業績対比の利益進捗率も低水準にとどまったが、通期利益予想を据え置いたことから安心感が広がり買い優勢となっている。同社の3Q業績は、前年同期比12%減収、59%経常減益、63%純益減益と続落し、通期業績に対する利益進捗率は54-53%にとどまった。生活防衛意識や低価格志向が強まる厳しい消費環境下、衣料品や輸入ブランド、宝飾品などの高額商品の売り上げが伸び悩み、建装子会社の業績が営業赤字となり、不動産業の玉川高島屋ショッピングセンターの改装工事費用負担などが重なったことが要因となった。2月通期業績は、売り上げを10月に続きさらに100億円再下方修正したが、利益には変更はなく、純利益は75億円(前期比36%減)と続落を見込んでいる。株価は、業績や月次営業報告に2ケタ減が続くことを嫌って再度、537円安値まで下値を探り、600円台出没場面では売り残が積み上がり、信用取組が0.2倍と大きく株不足となっている。前週末は冬物衣料前倒しセールが伝えられ先取り高しており、利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯する強弱感の対立が続こう。

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高島屋 (8233)

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