きょうの動意株

09年下落率第1位のプロミスは買い戻し先行し反発

 プロミス(8574)は、10円高の718円と昨年末の続落から3営業日ぶりに反発して始まっている。同社株は、2009年の東証1部値下がり率ランキングの第1位と悪役を演じたが、この大幅調整に引き金となった改正化貸金業法全面施行の逆風は織り込み済みとして下げ過ぎ訂正期待の打診買いが下値に入ってきている。同社株は、改正貸金業法改正に伴い過払い利息の返還請求と与信費用の積み上がりで前2009年3月期業績を下方修正、大幅赤字転落をしたことが響いて、2008年大納会終値2250円が、2009年大納会終値708円と68%値下がりし下落率順位のワーストワンとなった。ただ年間安値は、9月に468円までさらに売られており、同安値からは51%のリバウンドとなった。10月に筆頭株主の三井住友銀行出身の久保健氏が社長に就任して銀行主導色を強め、11月には政府の貸金業規制の激変緩和措置検討が観測され、さらに年末にきて難航していた同業他社のアイフル(8515)の「事業再生ADR(裁判外紛争解決)」手続きが成立したことなども要因となった。同社の業績も、利息返還金は想定を上回って依然として高水準で推移しているが、グループ各社の販管費圧縮などから今3月期第2四半期累計業績を上方修正、減益率を縮小するなどやや改善の兆しもみせている。新年相場は、PER6倍台、PBR0.3倍の株価水準で、信用倍率が1倍ソコソコと強弱感が拮抗する好需給もバックに方向感を探る展開となりそうだ。

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