きょうの動意株

ウエスコは連日の高値、2Q期末接近で好配当利回り買い

 ウエスコ(9648・大2)は、3円高の154円と昨年末から通算して8営業日続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。今7月期第2四半期(2Q)期末接近とともに、2Q配当取りの好配当利回り買いが下値で続いており、極低位値ごろも穴株思惑を誘っている。同社の2Q配当は5円、年間配当は10円が予定されているが、1月・7月期決算会社限定の配当利回りランキングでは、6.6%とトップにランクされている。ただ配当の前提となる業績動向はやや不透明である。主力の建設コンラルタント事業に公共投資抑制の影響が続いており、プロポーザル(技術提案)方式の強化や橋梁・トンネル補修のコンサルティングなどでカバーできるかが、受注底打ちのポイントとなっている。前期業績は、業績下方修正が相次ぎ赤字幅を拡大、期末配当も5円から3円に引き下げられて年間8円(前々期実績10円)に減配された。今期は、2Qでは赤字継続を予想しているものの、通期では黒字転換、純利益は2億9000万円(前期は27億9800万円の赤字)と見込んでいる。年間配当も10円に復元増配する。株価は、昨年12月に神戸市立須磨海水水族館の指定管理事業者に選定されたことをキッカケに底値動意となった。なお業績懸念はあるものの、PERは8倍台、PBRは0.2倍と割り負け顕著となっており、配当利回り買いが一段の底上げを支援しよう。

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