きょうの動意株

近鉄エクスは続落も業績発表を先取り押し目買い妙味

9375 近鉄エクスプレス 株価チャート

 近鉄エクスプレス(9375)は、35円安の2454円と続落し、前日ザラ場につけた昨年来高値2550円から利益確定売り先行となっている。同社は、2月5日に今3月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、中国などアジア向けの航空貨物輸送の回復から昨年11月に続き業績再上ぶれ期待を高めて割安訂正買いが再燃し前日まで買われ、上げ一服となっている。同社が保有している日本航空(9205)の株式評価損懸念も、同社の19日の会社更生法適用申請で織り込み済みとして一巡感を強めている。同社の今期業績は、第2四半期決算(2Q)決算公表時の昨年11月に上方修正された。日本発の航空貨物の取扱量が、期初想定以上の水準で推移していることを要因としており、とくにアジア地域では中国、台湾向けを中心に液晶関連部品の部材や電子部品などの荷動きが活発化したことが、米州・欧州向けなどの落ち込みを埋めた。通期純利益は、期初予想の38億円が45億円(前期比29%増)と増益転換幅を拡大する。株価は、11月の業績増額で昨年来高値まで300円高し、高値固めを継続、信用取組も公正取引委員会の課徴金納付命令などで強弱感が対立し株不足となっており、決算発表に向け押し目買い妙味が膨らもう。

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