きょうの動意株

津田駒は赤字縮小予想も利益確定売り先行し反落

6217 津田駒工業 株価チャート

 津田駒工業(6217)は、8円安の141円と反落している。前日19日に発表した11月期決算で、前期は赤字幅を拡大して着地、今期は赤字幅が縮小すると予想したが、前日に急伸していたため、利益確定売り先行となっている。同社の前期業績は、昨年12月の上方修正通りに昨年7月の再下方修正値よりやや赤字幅を縮小したものの、売り上げが前々期より61%減少し、経常利益は64億7400万円の赤字(前々期は6億1900万円の赤字)、純利益は66億5100万円の赤字(同7億1500万円の赤字)と水面下推移が続いた。繊維機械で、中国国内の内需が活性化し繊維業界の設備投資意欲が改善したが、なお低価格仕様機種が中心となり、工作機械業界向けの工作用機器事業も続落、減損損失や環境対策引当金の計上も重なったことなどが要因となった。今期業績は、前期第4四半期以降に中国向けの繊維機械で高級織物用のウォタージェットルームやエアジェットルームが増加に転じ、航空機向けに複合素材の積層装置2号機などの納入が決まったことなどから増収・赤字縮小を予想している。通期売り上げは312億円(前期比2.3倍)、純利益は6億円の赤字とした。株価は、100円台出没の底ばいから新年相場入りととともに157円まで急伸、つれて信用売り残が積み上がり信用倍率が1.4倍と好取組となっている。強弱感が拮抗するなかで一段の底上げを試すか注目されよう。

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津田駒工 (6217)

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