きょうの動意株

KDDIは3Q業績が下ぶれ観測報道値を下回り続落

9433 KDDI 株価チャート

 KDDI(9433)は、3万7000円安の49万1000円と3営業日続落している。前日25日に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、営業利益が1月22日の業績観測報道値を下回り、さらに通期純利益を下方修正したことが響き売り先行となっている。同社の3Q業績は、前年同期比1%減収、7%営業減益、10%経常減益、16%純益減益と減益転換し、営業利益は22日の観測報道値を100億円超下回った。移動通信事業の営業費用が、販売奨励金や端末販売単価などを中心に減少したものの、低廉な料金プランの浸透によりARPU(1契約当たりの月間平均収入)が減少したことが要因となっており、純利益は、前年同期に計上した匿名組合契約終了に伴う配当金が剥落し減益率を悪化させる。3月通期業績は、売り上げ、営業利益、純利益を期初予想の据え置きとしたが、純利益は、固定通信事業でネットワークスリム化に伴う事業構造改革費用、減損損失で約550億円の特別損失を見込み、期初予想の2550億円を2250億円(前期比1%増)と下方修正した。株価は、2Q業績が減益着地したことを嫌って1株純資産水準まで下ぶれたが、期末配当の記念増配などを見直し下げ過ぎ訂正買いが続き50万円台を回復、もみ合っている。下値固めが続きそうだ。

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KDDI (9433)

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