きょうの動意株

太平工は再増額業績買い一巡、上値フシを前に利益確定売り先行

 太平工業(1819)は、3円安の421円と小反落し、今年2月22日につけた昨年来高値440円から利益確定売り先行となっている。国内鉄鋼大手の来2010年度粗鋼生産が1-2割増産と報道されことで関連人気を高めて高値を更新したが、2008年6月高値486円を前に上値が重くなっている。同社の今期業績は、昨年10月の上方修正値を今年2月にさらに引き上げ、純利益は、75億円(前期比3%減)と前期の過去最高からの減益率を縮小する。昨年11月から鉄鋼業界の粗鋼生産が、前年水準を上回る回復となり、売り上げ計上方式を完成基準から進行基準に変更した上ぶれ効果もオン、総人件費を削減するなど全社一丸となったコストダウンも寄与して業績再上方修正につながった。株価は、昨年10月の業績増額で300円台を回復、2月の業績再増額で400円台に乗せてきたが、PERは4倍台、PBRは0.8倍となお割り負けているが、戻り待ちの売りが控えており、目先モミ合いとなることが予想される。

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