きょうの動意株

伊藤園は3Q好決算で高利益進捗率もサプライズに欠け小動き

2593 伊藤園 株価チャート

 伊藤園(2593)は、21円安の1352円と8営業日ぶりに反落している。前日2日に今4月期第四半期(3Q)決算を発表、2ケタ増益転換して着地するとともに、4月通期業績に対して高利益進捗率を示したことからが、反応は鈍く小動きとなっている。同社の3Q業績は、前年同期比0.8%減収、18%経常増益、35%純益増益と前年同期の大幅減益から増益転換し、4月通期業績対比の利益進捗率も85ー95%と目安の75%を大きく上回ったが、通期予想据え置きでサプライズに欠けるとの市場の反応となっている。売り上げは、販売数量は増加したものの、市場の低価格化の影響を受けて伸び悩んだが、紅茶の新製品「TEAS’TEA YORK」や「TULLY’COFFEE CHOICE」を発売するなど、積極的な新製品戦略を展開、原価低減を推進するとともに販売促進費を効率的に投入したことなどが要因となった。4月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は52億円(前期比9%増)と増益転換を見込んでいる。株価は、今期第1四半期、第2四半期(2Q)と決算発表のたびに大幅増益転換して着地したことから上ぶれ、2Q決算公表時の昨年12月は窓を開けて戻り高値1486円まで買い進まれ往って来いとなっている。投資採算的にも割安感は乏しく、薄めながら株不足が続く信用好需給が下値を支えする1350円を挟んだモミ合いが続こう。

記事中の会社を詳しく見る

伊藤園 (2593)

ページトップ