きょうの動意株

イオンは増減交錯の業績修正も純益黒字幅拡大し反発

8267 イオン 株価チャート

 イオン(8267)は、12円高の1000円と反発している。4月14日予定の決算発表に先立って前日18日に2010年2月期業績を修正、営業収益、経常利益は下方修正したが、純利益は上方修正し黒字転換幅を拡大したことが売り方の買い戻しを交え割り負け訂正買いにつながっている。同社の2月期業績は、売り上げを1900億円、経常利益を17~117億円それぞれ引き下げ、経常利益は1300~1400億円(前期比3~11%増)と増益転換率を縮小するが、純利益は160~85億円引き上げて235億円(前期は27億6000万円の赤字)と黒字転換幅を伸ばす。米国タルボットの業績回復があったものの、客単価低下、天候不順などが続く厳しい消費環境下、業績は伸び悩み傾向を強めたが、純利益は、GMS事業を中心に進めてきた店舗の収益構造改革で減損損失が減少し、グループのイオン企業年金基金の新制度移行で退職給付引当金戻入額約100億円を特別利益に計上することから上方修正につながった。株価は、今年1月の第3四半期決算発表で悪材料出尽くしとして窓を開けて950円高値まで150円高し、3月16日に国内証券が投資判断を1段階引き上げたことに反応して997円高値をつけた。PER評価では割高だが、PBRは0.9倍と割り負けており、好需給主導で一段高に進もう。

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