きょうの動意株

イオンが高値うかがう、業績一転上方修正に期末記念増配オン

8267 イオン 株価チャート

 イオン(8267)は一時26円高の1086円まで上げたあとも頑強で、前日比変らずを挟んで4日ぶりに反発し、4月5日につけた昨年来高値1119円を窺っている。前日8日に4月14日予定の決算発表に先立って、2010年2月期を一転して上方修正し、期末配当も記念配当を上乗せした増配、売り方の買い戻しも交錯し下げ過ぎ訂正買いが再燃している。同社の2月期業績は、今年3月に下方修正されたばかりだが、その減額値に対して営業収益を40億円、経常利益を18億円、純利益を76億円それぞれ引き上げ、純利益は311億円(前期は27億6000万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。子会社で同社業績の下ぶれ要因となっていた米国タルボット社の合併契約が、4月7日に成立してイオン保有のタルボット株式約2900万株を譲渡、一時差異解消が確実となり、繰延税金資産を計上、法人税調整額70億円が計上されることが要因となった。期末配当は、イオンの前身のジャスコ誕生40周年を迎えることに対応して記念配当を3円を上乗せして20円(前期実績17円)に増配する。株価は、3月の業績減額も悪材料出尽くしで下値抵抗力を発揮、グループ内企業再編やコスト削減進展、さらに証券各社の投資判断引き上げなども加わり上ぶれ展開が続いた。逆日歩のつく信用好需給もサポートして上値を伸ばそう。

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