きょうの動意株

TDKが堅調に転じ続伸、業績V字回復続き割安修正

6762 TDK 株価チャート

 TDK(6762)は朝方110円安の5960円まで下げたものの前引けは20円高の6090円と続伸し、東証1部銘柄の約90%が下げた地合いの中で強さをみせた。いぜん、今年4月7日につけた昨年来高値6590円を視界に捉えている。30日に3月期決算を発表、前期は4月9日の観測報道値を上ぶれて再々上方修正して着地し、今期は連続V字増益を予想したことを手掛かりにハイテク関連の割安株買いが増勢となっている。同社の前期業績は、売り上げが前々期より11%増と増収転換し、経常利益が219億700万円(前々期は816億3000万円の赤字)、純利益が135億2000万円(同631億6000万円の赤字)と水面上に急浮上した。エレクトロニクス市場のノートパソコン、薄型テレビ、ハードディスクドライブ(HDD)などのセット製品需要が、高水準で推移、同社の電子材料や電子デバイスなどが持ち直し、想定以上に稼働率が向上したことが要因で、売価下落や円高の影響を吸収した。今期は、収益頭のHDD用ヘッドが引き続き牽引するほか、電子材料、電子デバイスも回復を見込んで続伸、純利益は450億円(前期比3.3倍)と引き続き高変化を予想している。株価は、今年2月の前期再増額で売り方の買い戻しも加わって昨年来高値まで700円高、6000円台を出没している。PER17倍台の割安修正で上値トライが続こう。

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