きょうの動意株

ニコンは業績黒字転換で売り方の買い戻し先行し急反発

7731 ニコン 株価チャート

 ニコン(7731)が急反発し、19円高の1975円で寄った後2000円台に駆け上がり強調推移。前日11日の3月期決算発表で、今期の黒字転換を予想したことから売り方の買い戻しが先行し買い再燃となっている。同社の前期業績は、今年2月の再上方修正値を上ぶれ売り上げが前々期より10%減少し、経常利益が153億3400万円の赤字(前々期は476億8900万円の黒字)、純利益が126億1500万円の赤字(同280億5500万円の黒字)と減収・赤字転落幅を縮小した。第3四半期以降にデジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラが回復し、半導体露光装置も、最先端のArF液浸スキャナーを中心に開発・拡販、液晶露光装置も中国市場参入に向け積極的に取り組んだことなどが寄与した。今期は、ArF液侵スキャナー拡販で露光装置分野が黒字転換して一眼レフカメラの続伸することから増収・黒字転換を予想、通期純利益は300億円と2期ぶりに水面上に浮上する。株価は、今年2月の前期業績再増額で昨年来高値2210円まで300円高して、ここにきてギリシャの財政危機、円高・ユーロ安などが重なって利益確定売りが先行してほぼ往って来いとなった。投資採算的にはやや割高となっているが、株不足が続く信用好需給をテコに下げ過ぎを再訂正しよう。

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