きょうの動意株

池田泉州HDは上場来の安値更新、1位株主の動向に注目も

8714 池田泉州ホールディングス 株価チャート

 不振の金融株では池田泉州ホールディングス(8714)が2円安の149円と小幅続落、150円を切って年初来安値と上場来安値を更新。2009年10月に池田銀行と泉州銀行が経営統合しホールディングスとして上場した。上場時の同年10月19日に459円の高値をつけている。現在では、高値から3分の1以下という不振。傘下には銀行のほか、クレジットカード、リース、投資顧問、投資業務などを手がける企業をもち、このうち、去る5月1日付けで傘下の池田銀行と泉州銀行が合併して新銀行の池田泉州銀行となっている。新銀行は従業員数2823名、店舗数140店舗、預金残高4兆2668億円と、「関西を代表する独立系の有力地方銀行となった。しかし、筆頭株主が三菱東京UFJという点は注目される。一部では、三菱東京グループからの離脱方向とも伝えられている。旧泉州銀行の大阪南部地域、旧池田銀行の大阪北部地域が合体により、営業範囲が拡大した。それだけの広い区域をカバーできるだけの力があるかどうか。三菱東京の援助が必要になるのではないか。このあたりが、株価面に微妙に影響しているのではないか」(北浜の中堅証券)との見方もある。もちろん、経営統合効果の発現はこれから。足元の業績は、これから発表の10年3月期は最終赤字予想。もう少し、成り行きを見る必要があるだろう。

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池田泉州H (8714)

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