きょうの動意株

日ピラーは続落も黒字転換・増配を再評価し割安修正余地

6490 日本ピラー工業 株価チャート

 日本ピラー工業(6490)の前引けは674円(5円安)と続落し、今年5月14日につけた昨年来高値745円以来の利益確定売りが増勢となっている。ただ5月7日に発表した今3月期の純益黒字転換業績、増配には再評価余地があり、取組は薄めながら売り長で逆日歩のつく信用好需給もあり、下値は買いに分がありそうだ。同社の業績は、半導体・液晶製造装置向けのフッ素樹脂ビラフロンの需要が、底打ちから急回復に転じてきたことから前期業績を3回も上方修正して赤字幅を縮小し、今期は大幅増収・増益転換を予想した。このうち経常利益は17億円(前期は1億5500万円の黒字)とV字回復、純利益は10億円(同5億3900万円の赤字)と黒字転換を予想、利益は、市場コンセンサスを7-4億円上回った。半導体・液晶需要の続伸が、業績リバウンドの要因となるもので、純利益は、前期計上の固定資産減損損失5億7500万円が一巡することが水面上浮上をサポートする。株価は、好決算発表に今期の8円(前期4円)への増配が加わり昨年来高値まで100円高して利益確定売りが交錯している。PER16倍台、PBR0.7倍の割安修正が期待される。

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