きょうの動意株

三菱UFJは純利益続伸だが市場コンセンサスに未達で続落

8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 株価チャート

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は19日、5円安の444円と4営業日続落で始まった後も軟調。前日18日に3月期決算を発表、前期純利益は期初目標値を上回って黒字転換幅を拡大し、今期も続伸を予想したが、市場コンセンサスには届かなかったとして敬遠する雰囲気。米国株安などもあり、買いが手控えられている。同社の前期業績は、経常収益が前々期より比11%減少したが、経常利益が6.5倍増益と増益転換し、純利益は3887億3400万円(前々期は2569億5200万円の赤字)と黒字転換した。金利低下に伴い預金収益が減少したが、法人貸出や市場関連収益が増加、グループ上げての経費削減で業務純利益が27%増と伸び、与信費用は前々期並みだったが、株式関係損益で株式等償却の減少や政策投資株式の売却益計上などが要因となり、黒字転換した。今期は、傘下の三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行の業務純益の続伸を見込み、経常利益8300億円(前期比52%増)、純利益4000億円(同2%増)を目標にしており、市場コンセンサスの4400億円前後に届かなかった。株価は、昨年12月払い込みで実施した新株式発行(発行価格428円)を嫌って437円まで売られ、いったんは520円までリバウンドしたが、ギリシャの財政危機による金融危機再来懸念で再度、安値を探っている。なお高水準な信用買い残が積み上がっているが、発行価格近辺からの底上げに再トライしよう。

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