きょうの動意株

積水ハウスは底堅い、1Q業績が黒字転換し内需株人気

1928 積水ハウス 株価チャート

 積水ハウス(1928)は3日ぶりの反落となったが底堅い。朝方33円安の816円で下げ止まり、5月下旬に売買をこなした出来高滞留圏が下支えになる典型的な相場。前日10日に今1月期第1四半期(1Q)決算を発表、黒字転換したことを評価して内需関連株人気が入っている。同社の1Q業績は、売り上げが前年同期より23%続伸し、経常利益が45億2300万円(前年同期は122億2500万円の赤字)、純利益が18億4600万円(同84億5600万円の赤字)と各黒字転換した。住宅エコポイント制度の新設や生前贈与の非課税限度額の拡大などを政策支援が追い風となり、環境配慮型住宅「グリーンファースト」が、工業化住宅請負事業の戸建住宅受注の約7割を占めるなど順調に推移し、賃貸住宅の緩やかな回復基調になったことなどが寄与した。2Q・1月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は270億円(前期は292億7700万円の赤字)と黒字転換を見込んでいる。株価は、今年1月に棚卸資産の評価損計上で前期業績を再下方修正、赤字・期末無配転落を発表したが、同時発表の中期経営計画をポジティブに評価して年初来高値977円まで100円高。足元は、ほぼ往って来いの水準でもみ合っている。PER評価では割安感は乏しいが、PBRでは0.7倍と割り負けており、信用取組が株不足となっている好需給も支援しリバウンド幅拡大が見込まれる。

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積ハウス (1928)

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