きょうの動意株

日精鉱は高値更新後の一服だが業績V字回復と資源株人気続く

5729 日本精鉱 株価チャート

 日本精鉱(5729・東2)は昨日、一時47円高の急騰で昨年来高値を更新したこともあり、上げ一服。前場は10円安の280円をはさむ推移となり、後場も小甘い展開で8営業日ぶりに軟調。しかし、アンチモン地金相場が史上最高値を更新したことを背景に、同社が4月から打ち出した値上げが浸透しており、同社の今3月期業績のV字回復予想を見直し資源関連の割り負け訂正買いが続いている。同社の業績と株価は、難燃助剤となるアンチモンの国際相場に連動して上下しており、前期業績は、この相場の底打ち・回復により昨年11月の下方修正から一転して今年4月に上方修正され、経常利益は黒字転換、純利益も連続の赤字幅を大きく縮小した。続く今期は、会社側は売り上げ88億円(前期比20%増)、経常利益5億3000万円(同63%増)、純利益4億円(前期は9500万円の赤字)とV字回復継続を予想、配当も8円(前期実績3円)と前期の減配から大幅増配する。アンチモン地金相場が、前期第4四半期の1トン=6513ドルから5月末には9550ドルと史上最高値を更新、同社が4月に要請した三酸化アンチモンの1キロ当たり250円の値上げが浸透するほか、販売数量も増加することが寄与する。株価は、地金相場の急騰と今期業績のV字回復・増配予想が加わって底上げ中だが、PER評価ではなお8倍台の超割安となっている。2008年5月高値338円奪回を目指そう。

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日精鉱 (5729)

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