きょうの動意株

ヒューリックは高値窺う、1QのV字回復見直し割安修正続く

 ヒューリック(3265)は前場9円高の721円と続伸し、3月16日につけた年初来高値729円を窺う動き。前引けは7円安の705円だが、今年4月に発表した今12月期第1四半期(1Q)純利益のV字回復を見直し割安株買いが流入しており、株不足で逆日歩のつく信用好需給もサポートしている。同社の1Q業績は、前年同期比3%減収、8%経常増益と増減マチマチとなったが、純利益は、16億円(前年同期比4.5倍)とV字回復した。東京23区中心に100件以上の賃貸物件、40万平方メートルの賃貸可能面積を保有し、新規ビルの建設、既存ビルの建替を計画的に進めて、空室率が悪化、賃料が低下する不動産市況下で堅調な業績推移を示しており、1Q純利益は、前年同期計上の投資有価証券評価損失5億6000万円、たな卸資産評価損失4億1700万円が一巡したことが寄与した。今12月期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、前期計上の固定資産売却益307億円が剥落するが65億円(前期比70%減)とする。株価は、4月の1Q業績発表をキッカケに年初来高値まで買い進まれて高値固めを継続している。株不足で逆日歩のつく好需給も側面支援しPERは17倍台の割り負け修正が続こう。

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