きょうの動意株

中山福は高値窺う、消費税引き上げ浮上で内食回帰思惑が再燃

7442 中山福 株価チャート

 中山福(7442・大1)は地味な業態が災いして600円台乗せを上値限界とする小幅ボックス展開が続いているが、後場も4円安の587円前後で推移し底堅さを継続。3月26日につけた年初来高値603円を視野に入れた相場となっている。前日24日に公示された参議院選挙の争点に消費税引き上げが浮上したことから、生活防衛意識が高まり内食回帰が再燃するとして、同社の手掛けている家庭用品への需要拡大を先取り、割安修正買いが増勢となっている。同社は、キッチン・リビング用品卸のトップで、デフレ経済下で内食回帰が強まり関連需要が高まったとして今年4月に前3月期業績を上方修正した。今期も、茨城県に支店を開設、関東圏の営業を強化し、商品面でもステンレスボトルなどが好調に推移することなどから続伸を予想、純利益は、13億8900万円(前期比1%増)と前期の過去最高を上回り、配当も25円(前期実績24円)と増配を予定している。株価は、地味な業態が災いして600円台乗せを上値限界とする小幅ボックス展開が続いているが、PERは8倍台、PBRは0.8倍と割り負けている。参院選挙突入で消費税率の10%へのアップが盛り込まれたマニフェスト(政権公約)が、逆に有権者の生活防衛意識を高める展開となれば、同社の出番も到来することになる。

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中山福 (7442)

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