きょうの動意株

野村HDが1年3ヶ月ぶり500円割れ、金融の行方見守る

8604 野村ホールディングス 株価チャート

 注目の金融ポストで野村ホールディングス(8604)が、後場、8円安の499円と500円を割り込んだ。大台を切ったのは09年4月1日以来、ほぼ1年3ヶ月ぶり。当時は08年に発生したリーマンショックによる下げの後遺症で09年3月に403円と下げていた頃。金融株ポストが注目となっているのは、リーマンショックに続く今回のギリシャショックにおいても、製造業を上回る金融の不振と悪役論があるため。リーマンショックでは、行き過ぎた金融化商品が経済の悪化を招き、その経済修復のために大型の財政出動を行ったことが、ギリシャショックに代表される世界各国の財政悪化を顕在化させている。今度のG8、G20会議では、際立った金融規制の動きは表面化しなかったものの、今秋に向けて、これからEUの財政危機を横目で睨みながら金融規制強化の動きが予想される。今後の内容次第では09年3月の歴史的安値403円で止まるか、あるいは下回るかが注目点となってくるだろう。

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野村HLD (8604)

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