きょうの動意株

マルカキカイは第2Qの大幅減収減益で600円割れ

7594 マルカキカイ 株価チャート

 機械商社のマルカキカイ(7594)は、31円安の587円まで下げ3営業日ぶりに反落。このままで引ければ、終値では6月15日以来の600円割れとなる。前日5日に発表した、10年11月期・第2四半期(12~5月)の不振を嫌気。前年同期比で売上は38.2%の大幅減となったことで、利益面では経常利益63.4%減、純益68.3%減だった。去る6月30日には、第2四半期を経常利益で1000万円増額の6000万円と上方修正し、実績では、さらに修正利益を上回る6200万円となったものの株価には反応しなかった。主力の産業機械の受注が、中国など新興国の自動車・電機メーカーの設備投資拡大で回復に転じた。一方で国内設備投資の回復力は弱く、工作機械、鍛圧機械、周辺機器の需要は大きく減少、建設機械も、公共事業の大幅削減や民間設備投資の減少など厳しい環境下にあってなお低迷した。10年11月通期業績は、今年4月の上方修正値を据え置き、経常利益は15.0%と2ケタ減少するものの、純利益は投資有価証券評価損一巡で1億9000万円(前期は8100万円)を見込んでいる。配当は年5円(09年11月期年15円)の予定。株価は、今年4月の今期業績の第1回目の上方修正で年初来高値730円(4月7日)まで急伸。しかし、6月の第2四半期再増額では600円台出没と限定的な反応にとどまった。「これまで、増額の言葉がやや先行した感がある。実際には今期の経常利益は3億9000万円予想で、前期比では2ケタ減益だしリーマンショック前の08年11月期の経常利益26億円弱に比較すると回復感にはほど遠い」(中堅証券)。予想1株利益20.9円でPERは28倍。通期で2ケタ減益という内容では割安感はない。

記事中の会社を詳しく見る

マルカキカ (7594)

ページトップ