きょうの動意株

上方修正の常盤薬は小幅高、薄商いに難

 常盤薬品(7644・JQ)が出直っている。5月後半から6月半ばにかけて250円前後を固めて以降、下値を切り上げている。今日の後場は2時前の時点では商いはできていないものの、前場では1円高の269円。前日7日に7月14日予定の決算発表に先立って、10年5月通期業績を上方修正、純利益は黒字転換幅を拡大する。売上は期初予想より6億1200万円減額したが、経常利益を1億9000万円、純利益を1億1100万円それぞれアップさせ、純利益は、3億8000万円(前期は1億2100万円の赤字)と黒字転換し、02年5月期の過去最高にあと900万円と迫る。売上は、新規の大型医療器械販売や新型インフルエンザ関連商品の需要が増加したものの、医療用医薬品の販売価格低下などが響いた。利益は、価格管理体制を強化し在庫の適正化を推進、物流を中心に業務再構築、生産性向上、ローコスト経営などに取り組み、受取配当金の増加や支払利息の減少も加わり上方修正につながった。予想1株利益35.6円、配当は年9円(09年5月期年7円)の予定。年初来の高値は5月6日の336円。PERでの割安は目立つものの、商いの少ないことで人気面に見劣りする。それでも、14日発表の決算で11年5月期の見通しが好調なら見直されるだろう。

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