きょうの動意株

シマノは前場40円高、後場55円安と荒れ模様、決算発表待ち

7309 シマノ 株価チャート

 上方修正のシマノ(7309・大1)は、主力の大阪市場で一時40円高の4195円と買われ続伸している。前日20日に、単独決算について、10年12月期・第2四半期(1~6月)及び12月通期業績の上方修正を発表。円高・ユーロ安が続くなかでポジティブ・サプライズとなった。業績修正のうち12月通期業績は、期初予想より売上を50億円引き上げ、経常利益は変更せず、純利益を2億円アップ、純利益は80億円(前期は1億1500万円の黒字)とV字回復を一段と鮮明化する。自転車部品事業が、一部市場を除いて欧州、北米で3月から天候に恵まれて好調な販売が続き、自転車の世界的な市場在庫も正常レベルを維持し、同社出荷が計画を上回っており、釣具事業も、着実に回復している北米市場を牽引役に売り上げが伸びていることが上方修正要因となった。連結業績は現在、精査中で開示が必要な場合は速やかに開示するとしている。なお、連結での12月通期見通しは売上2070億円(09年12月期1866億8600万円)、営業利益315億円(同205億2800万円)、予想1株利益217円、配当年61円の予定。同社は海外事業比率が8割強と高く、特にヨーロッパが多い。このため、円高・ユーロ安の進展で6月には3540円まで下げた。しかし、2月につけた年初来安値3415円は割り込まなかったことで見直されていた。ただ、この日後場には55円安の4100円と反落、荒い動きとなっている。昨年は7月28日に発表している連結の第2四半期決算が今年も同時期に発表が予想され、当面は決算発表を待つ動きだろう。

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シマノ (7309)

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