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「はやぶさ」エンジン売込みでNEC小高い、当面は受注決定待ち

6701 NEC 株価チャート

 「はやぶさ」エンジン売り込みでNEC(6701)は、2円高の235円と小高い。7年間の宇宙飛行から小惑星のサンプルを持ち帰った探査機「はやぶさ」。特に、同社の「イオンエンジン」が高い評価を得ている。イオンエンジンは、キセノンという気体をイオン化して、電気的に加速して噴射する仕組みの電気推進エンジンというそうだ。消費燃料が少ない特徴があり、今後、気象衛星、惑星探査機などにアメリカの企業と組んで世界への売り込みをはかると報じられた。「このところ、韓国等にナンバーワンの地位を奪われるなど、日本のエレクトロニクスは元気がなかった。今度の、<はやぶさ>はメイドイン・ジャパン復活の先頭に立つ企業として期待は大きい」(中堅証券)。もっとも、足元の業績は低調。このほど発表の第1四半期(4~6月)は、営業損益が232億3100万円の赤字(前年同期も赤字400億4700万円)だった。11年3月通期では、営業利益1000億円(10年3月期509億500万円)を見込んでいるものの、1株利益は、僅か5.7円にとどまる。配当は未定としている。「期待は大きいもののPER42倍では買い難い。アメリカと共同受注が現実になれば買われるだろう。それまでは、出番待ちだろう」(同)。

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NEC (6701)

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