きょうの動意株

好業績背景にモミ合いの東洋鋼鈑、3ヵ年計画も評価

5453 東洋鋼鈑 株価チャート

 東洋鋼鈑(5453)は、6円高の485円と反発し、引き続き410~500のもち合い相場が続いている。現在は年初来高値581円(4月)から100円強下げ、年初来安値412円(7月)から約70円戻した位置。7月後半に増額を発表したものの500円のフシを突破できなかったことで様子見気分が台頭している。第2四半期(4~9月)及び11年3月期とも営業利益をそれぞれ15億円増額した。「電池材料を中心とした高付加価値材や機械が堅調だった」(会社側)。今3月通期の売上は96億円増額の1226億円(前期比15.0%増)、営業利益は70億円(同2倍)、純益38億円(同75.3%増)の見通し。1株利益は37.7円、配当は年6円の予定。注目点は今期の営業利益がリーマンショック前の08年3月期の51億9600万円を大きく上回ること。ただ、一方では鉄鋼株全体の人気盛り上がりに欠けることと、同社の利回りは1.5%台とそれほど割安感はないことがある。2013年3月期を最終とする3ヵ年計画では1280億円、営業利益90億円を計画。3ヵ年計画では、配当については触れていないものの、業績向上に伴い、先行きは年8~年10円配当も期待されるだろう。しばらくは、大型鉄鋼株に人気低調が予想されるため、同社株も引き続きモミ合いが予想される。秋になれば見直しも見込めるだろうから下値は仕込んでおきたい。

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洋鋼鈑 (5453)

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