きょうの動意株

好材料持つ富士重工は底堅い、年9円復配で利回りの魅力も

7270 SUBARU 株価チャート

 好材料を持つ富士重工(7270)は、一時11円安の435円まで下げたものの前場引けは2円安の444円と底堅い。材料は08年にレガシィに初めて搭載された「アイサイト」。前方の車を自動的に追尾するアダプティブクルーズコントロールシステム名である。10年5月、第二代目モデルとして追突を防止し、被害を軽減するプリクラッシュブレーキやAT誤発進防止機能、さらには渋滞時の前車追従機能、つまり前の車との間隔が開くと注意を促す機能を追加したもので、現行レガシィの新車を注文したユーザーの半数以上がアイサイトをオプション装着するほど評価されているという。アイサイトの価格は税込で10万円5000円。ミリ波レーダーではなく、ステレオカメラだけでシステムを構成するため、この価格を実現させた。車がドライバーをサポートする視点で構築されている。トヨタとの業務・資本提携により、アイサイトが今後の車社会を牽引していくものと期待される。もうひとつは、日立製作所と共同による、国内初の「港湾洋上風力発電」が茨城県鹿島灘で今年7月から稼動したこと。年間約7000世帯分の電力量をまかなうことができる。「ホームページでは、株主・投資家欄を最初にもってくるなど、投資家を重視した姿勢がみられる」(中堅証券)。11年3月期は増収増益で、1株利益29.5円、配当は年9円復配の予定。配当利回りは2.0%と、好材料内包を考えれば中期仕込み場だろう。

記事中の会社を詳しく見る

スバル (7270)

ページトップ