きょうの動意株

15年ぶり円高、それでもトヨタは40円高、売方が買戻す

7203 トヨタ自動車 株価チャート

 再びの円高で注目のトヨタ自動車(7203)は、3円安で始まった後、すぐに40円高の2992円と買われた。1ドル=82円台まで円高が進み、去る9月16日に日銀が為替介入した水準を上回った。15年4ヶ月ぶりの円高水準ということだ。1円の円高で営業利益は300億円ていどの影響といわれるトヨタ自動車の動きが注目された。しかし、株価は高くなった。「朝方、小幅安で寄り付き底堅かったことがある。それに、15年ぶりといった記録的な数字となった時は、売方は深追いを避けて買い戻しを先行させるのが常道」(中堅証券)という。信用買いしている買方が好材料の表面化したときに、一旦、売却するのと同じということだ。それに、「円高報道が新聞の社会面に載るようだと、政府、日銀も再介入しなくてはいけなくなる。この点も売方は想定している」(同)ということのようだ。こうしてみるとトヨタ株独自の動きというより、為替相場の動きを予測しながらの動きだ。今後、3100円前後のフシを突破することができるかどうか。売方はこのあたりをみながら再攻勢の機会をうかがうものとみられる。

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