きょうの動意株

決算発表接近で前日急伸のトヨタは小反落、「11月転機」も

7203 トヨタ自動車 株価チャート

 決算発表接近のトヨタ自動車(7203)は、35円安の2895円と反落した。前日は一時112円高の2895円まであり、この日の3000円台回復が期待された。しかし、円高がいっこうに収まらず、しかも、11月5日に第2四半期(4~9月)決算の発表を控えていることから買方は上値買いに慎重となった。一方、売方(空売り)も買い戻しの手を休め、様子を見ているといった動きだ。1997年に世界初の量産ハイブリット(HV)乗用車「プリウス」を発売し、現在、世界約70の国で販売。今年9月末での全世界における販売台数は201万2000台と200万台を突破、ハイブリット=プリウスの存在を世界に知らしめている。こうしたグローバル展開の実力からは、多くの空売り(信用売残)を抱える売方にとっても深追いはできず、むしろ、買い戻してホコ先を収めるタイミングを狙っているものとみられる。加えて、ドル安(円高)もいつまでも続くものではないはず。ドル安が反転に向かえば輸出株の急騰も予想されることから、買方は下値を仕込みたい気持ちが強い。当面は決算発表までは大きい動きはなさそうだ。しかし、11月はアメリカの金融政策会議、中間選挙、オバマ大統領の訪日など転機となりそうな行事が控えていることから「11月転機」の可能性は含んでいる。

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