きょうの動意株

TYOは18%の急上昇、第三者増資での資本増強を好感

 どーもくんのティ・ワイ・オー(4358・JQS)は、7円高の47円と買われ上昇率としては約18%に達している。22日に2653万株の第三者割当増資を発表。「これまで、収益力はあるのに財務体質の弱さが目立っていた。これによって、財務面への不安がなくなることは評価される」(中堅証券)。同社はNHK「どーもくん」を手がけたことでも知られるCM制作や映画・アニメなどコンテンツ会社。去る9月24日発表の10年7月期では売上10.1%減の264億9200万円、営業利益2.3倍の9億2600万円だった。続く、11年7月期も売上13.2%減の230億円、営業利益7.9%増の10億円、純益3億5000万円の見通し。ゲームソフト部門からの撤退に伴う特別損失の発生で昨年、09年7月期に最終損益において18億5600万円もの大幅赤字を計上し、この時点で1株純資産が1.4円と急低下していた。このほど、東京千代田区のインテグラル第1号投資事業組合へ第三者割当による増資を決めた。1株当49円、手取資金約11億8000万円は銀行への借入返済6億5000万円、ポストプロダクション(編集・仕上げ)業務への投資に充当の予定。12月17日開催の臨時株主総会での承認を得て実効となる。本業の儲けを示す営業利益など業績が堅調なことからファンドが第三者増資に応じたものとみられる。

ページトップ