きょうの動意株

上場廃止前の都築電産は453円と年初来高値

 上場廃止が接近の都築電産(9884・東2)は、前日に続いての年初来高値更新。商いの薄いのが難点ということもあって3円高の453円と小幅の高値更新。今年7月半ばに週足で72円幅の大きい陽線を引いて上放れ、その後、9月後半まで400円前後でモミ合っていた。同社は半導体・電子部品、電子機器の商社。富士通製品の取扱が多い。去る10月29日に今3月期業績の上方修正を発表したことで見直されている。売上は15億円増額285億円(前期比28.7%増)、営業利益6000万円増額の2億5000万円(前期は赤字1億6900万円)の見通し。FA機器向け及び自動車向けにLSI・メモリが好調、電源用パワデバイス、空調機器向けセンサーも好調。1株利益8.4円、配当は年7円の見通し。1株純資産1176円(第2四半期)に対する株価の割り負け感はあるものの、10円以下の1株利益に対しては逆に割高感がある。一方、親会社都築電気による株式交換で完全子会社化されるため、今年11月26日に上場廃止(最終売買日は11月25日)となる。廃止前の株価健闘といったところだろう。上場来の最高値は99年12月13日の1290円。

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