きょうの動意株

安値から19%高のトヨタに強い関心、TOPIX上回る上げ

7203 トヨタ自動車 株価チャート

 安値から19%強上昇のトヨタ自動車(7203)の動きが注目される。11月1日の年初来安値2800円から25日(木)の3340円までの上昇率は19.2%。この間の東証1部全銘柄の動きを表すTOPIX(東証株価指数)の上昇率9.8%を大きく上回る。全体相場を引っ張っている。今朝も同社株は3335円と高値圏で堅調。こうした背景は、やはり対ドルでの円高修正。一時は過去最高の1ドル79円台更新も時間の問題とみられていただけに、ここに来ての83円台への円安傾向は大きい。「日本政府の日米同盟の重要性認識。さらに、アジアでの軍事緊張もあって、強いアメリカを期待する空気は強くなっている。強いアメリカには経済面だけでなく、必ず軍事面の背景が伴う。朝鮮半島の緊張がさらに高まればドル高・円安だろう。この週末の米韓軍事演習が緊張緩和につながるのか、さらに高めることになるのか注視される」(中堅証券)。一方、同社株のテクニカル的な側面では、30日移動平均線に対する乖離率は約5%。この1年半の同社株は7%程度の乖離率で株価は天井となっている。一部では、年初来高値4235円(1月21日)更新への期待も聞こえるものの、これから年末相場という通常とは違う相場雰囲気を考えれば、あまり深追いはしないほうがよいだろう。いずれにしても、同社株の動きが全体相場のカギを握っていることだけは間違いないだろう。

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