きょうの動意株

化粧品関連の超出遅れ日本色材が新高値、PER3倍台、なお割安

4920 日本色材工業研究所 株価チャート

 化粧品関連の日本色材工業研究所(4920・JQS)は、1円高の245円と前日の4円高に続いて買われ年初来高値をつけている。前週末26日に244円の年初来高値をつけるまでは240円前後がフシとなって、上値の重い動きとなっていた。同社は、メイクアップ化粧品をはじめ基礎化粧品や医薬部外品について、商品の企画・提案から一貫生産までのOEMサービス(相手先ブランド製造)を化粧品メーカーに提供している。今年4月、創業80周年の歴史を持つ。とくに、フランスの子会社テプニエのフランスにあるテプニエ工場(パリから西150キロ)は、医薬品・化粧品の製造を専門とし、「メイド・イン・フランスブランド商品」を提供する。国内では、化粧品メーカーの消費停滞による低価格の影響でライナー・マスカラス、白粉・打粉が苦戦。しかし、アイシャドー・チーク、口紅、ファンデーション等のメイクアップ化粧品、パック・化粧水、UVクリーム等のスキンケア化粧品は堅調。テプニエ社のフランス国内市場向けスキンケア商品や欧州市場向け薬用歯磨になどが好調。11年2月期は、売上前期比、1.9%増の67億700万円、営業利益59.6%増の3億9000万円、1株利益71.0円、配当年10円の見通し。「化粧品では大手ブランドのところに目が向きやすい。OEMということで見落とされがちながらPER3倍台、利回り2.9%の内容はもっと見直されてよい」(中堅証券)。上値のフシを抜いてきたことで上げ足は速くなりそうだ。

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日色材 (4920)

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