きょうの動意株

「ライバル登場」でダイハツ小安い、上場来高値はしばらくお預け

 ダイハツ工業(7262)は8円安の1171円と小安い。日産自動車と三菱自動車の両社が協力関係の拡大で合意に達したと14日発表された。この合意によって、日本の軽自動車事業やグローバルな小型商用車事業が強化される。とくに、軽自動車強化ということでは、当然、軽自動車を主力とする同社にとってライバルが増えることになる。「既に、日産と三菱自の両社は2003年から軽自動車や商用車においてOEM相互供給の関係にある。今後、どのようなデザインの車が登場するのか、生産規模は、といった具体的な展開を見なくては判断できない。今朝の段階では競争は激しくなるだろう、という捉えかただろう」(中堅証券)。若者の車所有離れなどが進むなかで、軽自動車は都会では子育てのファミリー層、バスが少なくなっている地方での生活の手段として安定した需要がある。親会社のトヨタ自動車も軽の強化を打ち出しており、11年秋以降、同社がトヨタへOEM供給する見通し。また、自動車株の中では、「上場来高値」にもっとも近い位置にあるのも同社株である。その上場来高値は08年9月の1397円で、今年11月には1233円と買われ高値まであと160円余に接近している。「ライバル登場で上場来高値更新には、しばらく様子見となる可能性はあるだろう」(同)。

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