きょうの動意株

消防ホース回収の芦森工は小幅安、発覚から2年、ほぼ織り込む

3526 芦森工業 株価チャート

 芦森工業(3526)は、5円安の130円と22日(水)の2円安に続いて下げている。平成20年(08年)10月に発覚した同社の消防用・消火栓用ホースの個別検定受験時における不正行為。製品寿命に影響を及ぼす可能性のある製品が確認されたことから、平成22年1月28日に第1回の自主回収を公表。このたび、安全確認を終了したことから22日に自主回収に対する最終公表を行った。対象ホースは、消防本部、消防団等で使用の消防用ホースと、屋内、屋外消火栓等で使用の消火栓用ホース。今後、対象が追加されることはないという。すでに、株価には、かなり織り込まれていることから大きな売り材料とはならなかった。自動車用シートベルトなど自動車関連の伸長で、今3月期の営業利益は8億5000万円(前期5億5600万円)と増益。しかし、消防ホース補償特損の経常で最終損益は赤字8億円の見通しで無配。今回の問題が発覚する前の08年9月頃は株価240円程度で推移。問題が発覚した08年10月には一気に77円まで下げていた。2010年の動きは高値161円(4月27日)、安値103円(11月4日)。自動車関連の好調と、消防ホースの最大手であり必要性は高く、今後、エリを正した経営姿勢ということなら業績の回復は期待される。

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芦森工 (3526)

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