きょうの動意株

東証の取引時間30分延長で大和証券反発、PBR1倍奪回なるか

8601 大和証券グループ本社 株価チャート

 東証の立会い時間30分延長報道から大和証券本社グループ(8601)が7円高の436円と4日(金)の1円安から反発している。東証が今年5月9日から、前場の立会い時間を現在の午前9時~午前11時を、午前11時30分まで、30分延長する方針と伝えられた。大手では株式に強い同社へのメリットが期待されているようだ。同社が去る2日に発表した第3四半期(4~12月)決算では、営業赤字126億5500万円(前年同期は黒字881億1300万円)、当期損益でも赤字42億200万円(同、黒字462億2700万円)と不振だっただけに、株式マーケットに元気の出ることなら、何でも歓迎ということだろう。第3四半期末の1株純資産は502.6円と第2四半期末の500.9円から若干ながら上向き、これに対し、このところの株価は420~440円のモミ合いで推移、PBR(株価÷1株純資産)は0.8倍台という状況。「1株純資産は会社の解散価値でもあり、株価がPBR1倍を下回っていることは市場での評価が低いことを意味し業績の芳しくない時に起きることが多い」(中堅証券)。リーマンショック前の同社の営業利益は06年3月期に2541億5900万円を挙げ、当時のPBRは2倍を超える評価だった。立会い時間延長でPBR1倍水準の株価502円を奪回することができるかどうかが当面の見所のようだ。

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大和証G (8601)

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