市場経済ニュース

【株式・前引け】欧州株安、為替円高を受けて日経平均は3日続落も9100円台は維持

 23日前場の東京株式市場は小幅ながら続落。前日は米国株はまちまちだったものの、欧州株が軒並み下落したこと、本日の為替相場が円高に振れたことを受けて、日経平均株価は前日終値比1円19銭安の9130円55銭、TOPIXは同2.11ポイント安の760.62で前場の取引を終えた。東証1部概算の出来高は6億7640万株、売買代金は3858億円。

 前日の米国株はまちまち。NYダウ平均は前日比30ドル82セント安の1万3172ドル76セントと3日続落した一方、ナスダック総合は同6.41ポイント高の3073.67と3日ぶりに小幅反発した。欧州株は債務問題への根強い警戒感から軒並み下落した。

 これを受けた東京市場における本日朝方の外国証券経由(9社ベース)の注文動向は、売り1330万株に対し買いが1070万株で差し引き260万株の売り越し。小幅ながら3日連続の売り越しだった。

 本日の日経平均は51円安、9080円で寄り付き、9時12分には前場の安値である69円安、9062円まで下げた。ただ、その後は徐々に下げ幅を縮小し、10時50分には4円高の9135円とプラスになる場面もあった。前引けは1円安。

 東証33業種別では25業種が下落し、上昇は8業種。上昇率トップは保険で、これに紙・パルプ、鉄鋼が続いた。下落率トップは海運で、輸送用機器、卸売り、証券が続いた。東証1部の値上がり銘柄数は453(全体の27.6%)、値下がり銘柄数は982(同59.8%)、変わらずが204銘柄だった。

 日経平均は急上昇後の利益確定売りで一服しているものの、下値は固くなってきており、本日後場はアジア株や為替の動向とともに、プラスに転じるかどうかが注目される。

ページトップ