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【株式・前引け】日経平均は2日続落で8800円割れ、重要イベント控え様子見気分強い

 11日午前の東京株式市場は、欧米株式市場の反落や為替の円高傾向を受け、日経平均株価は前日終値比72円39銭安の8796円98銭と2日続落。TOPIXも同8.32ポイント安の729.02と反落した。東証1部概算の出来高は6億4238万株、売買代金は3545億円と、昨日前場を下回る低調ぶりだった。

 前日の海外市場は軒並み安。NYダウ平均は前週末終値比52ドル35セント安の1万3254ドル29セントと4日ぶり反落。ナスダック総合も同32.40ポイント安の3104.03と3日続落。欧州のイギリス、ドイツ、フランスなどの市場も反落。米国FOMCやドイツ憲法裁判所によるESM(欧州安定メカニズム)等に対する合憲性の判断など、注目イベントを12日以降に控え、様子見気分が依然強いことが要因だった。

 海外市場の動向を受けて、東京市場寄り付き前の外国証券経由の売買動向は、売り1440株に対し買いが1180万株と、差し引きでは260万株の売り越し。売り越しとなったのは11営業日ぶりだった。こうした動きを受けて、日経平均株価は前日終値比58円安の8811円でスタート。9時03分には8814円まで上昇したが、これが前場の高値。10時21分には80円安の8788円まで突っ込み、安値圏のまま、前引けを迎えた。

 前引け段階における東証33業種別の騰落率では、値上がりは食料品と空運の2業種のみ。鉄鋼を筆頭に、ガラス、保険、非鉄、不動産など31業種が値下がりした。東証1部の値上がり銘柄数は全体の17.8%の293銘柄、値下がりは72.2%の1183銘柄、変わらずは161銘柄だった。

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